我が家の周りも稲刈りが進行中。
稲が残っている田んぼの方が少数派になりました。

僕は稲刈り2,3日後の田んぼの匂いが大好きです。
香ばしいような乾いた藁の匂いを嗅ぐと胸騒ぎがしてきます。

これは幼い頃の記憶がそうさせているのかもしれません。

僕が生まれ育ったのは大阪府豊中市。
昭和40年〜50年代前半には、家と家に挟まれながらも
まだ田んぼがチラホラと残っていました。

稲刈りが終わると田んぼは僕らの遊び場に変身です。
野球やドッジボールをしたり、凧揚げをしたり、
高く積まれた藁に飛び込んだりと田んぼはホームグランドでした。

田んぼごとに遊んでいる子供の集まりも違っていて
縄張り意識みたいなものがあったことを覚えています。

他にも匂いが呼び覚ましてくれるものは沢山あります。

おかんにパタパタ付けられたベビーパウダーの匂い。
大阪の立ち食いうどんの匂い。
創刊当時の雑誌POPEYE(ポパイ)の独特の匂い。
輸入レコードの封を切った時の匂いやレコードクリーナー(スプレー)の匂い。
昔々の恋の思い出、香水の香り。
などなど…。

匂いが開く記憶の扉。
どれだけあるのかな?

娘が誕生してまた扉が増えました。

赤ちゃんのいい香り。
おしっこの匂い。
うんちの匂い。
などなど…。

いつかこの扉が開く時は、とても穏やかな顔をしていることでしょう。

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